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2021年10月の4件の記事

2021年10月28日 (木)

ケフェウス座

 Blog_20211028191701 ケフェウス座は、紀元前1300年ほど前につくられた星座で、トレミーの48星座のひとつです。ギリシャ神話によると、ケフェウスは古代エチオピア王で、とても勇敢な王だったと言われています。古代エチオピアというのは、アフリカ大陸中央部ではなく地中海に面した地域にあったようです。ケフェウス座は、ギリシャ神話の中で、古代エチオピア王家の物語として伝えられている6つの星座の中の一つです。隣のカシオペヤは王妃で、その隣のアンドロメダ姫は娘です。鎖に繋がれたアンドロメダ姫を化けクジラが襲い掛かるのですが、飛馬ペガススに乗った勇者ペルセウスが助ける……というとても有名な話です。これだけでも、秋の星座は語ることが出来そうな、プラネタリウムの一番人気の物語です。アンドロメダ姫とペルセウスはその後結婚するのですが、結婚式の披露宴でも、また激しい戦いがあり、迫力満点のアクション映画のように作られた物語です。

 写真が、ケフェウス座です。北の空にある5角形を見つけると、その形が国王の姿なんですが、いろいろ想像してみても、人間の姿にはなりません……少々無理な感じです。5角形といっても、2等星がひとつで、その他の星は3等星よりも暗い星ばかりなので、明るい都市部では肉眼で見つけるのは無理かも、です。10月の中旬には、北極星の上方に来ます。写真は90度傾けているので、この位置に来るのはクリスマスの頃の夜10時頃でしょうか……。北極星にとても近いので、薩摩半島でも(見晴らしがよい所では)一年中見ることが出来そうです。写真の中のガーネットスターというのは、超赤色巨星で、変光星です。ガーネットというのは、イギリスの天文学者ハーシェルが名付けたそうで、日本語では〈ざくろ〉です。写真では、赤っぽさは確認できませんが……暗すぎるのでしょう……。

 今夜は、夜空が少し霞んでいて、視界はあまりよくありません。PM2.5の影響のようです。時々こんな感じの夜空になります。大気がどんどん汚れていくようで、これからの時代は大変です。将来、地球上の大気や海はどうなるのでしょうか……。という訳で、澄み切った星空ではないので、PCに向かって作業をしています。

 追伸 2週間ほど前でしょうか……。部屋の前を仲良しのアナグマ兄弟が横切った夜ですが、オリオンの三ツ星が昇ってきているのを今年初めて観察しました。もうすぐ冬になりそうで、賑やかな星空が楽しみです。

データ/ケンコースカイメモS・シグマ11~20ミリF2.8・EOSM5・ISO1600・f4・30秒・ソフトフィルター使用

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2021年10月21日 (木)

みずがめ座の球状星団M2

 M2blog ちょうど1週間前は、真夏のような気温で、ムシムシの天気でした。その週末から天気は一変しました。気温は10度近くも下がり、涼しさを通り過ぎて少々寒くなりました。この1週間で、季節は2か月ほど先に進みました。天気予報では、12月の気温だそうで、こんな天気の変わり方に、とても驚きです。やがて、異常な猛暑がやってきたり、ある朝突然に氷河期がやってきたり……そんな日が来るかも知れません。考えれば……恐ろしいことですね。地球は、とても不安定な状態で存在しているような、そんな気がします。

 まあ、それはそれとして、写真は、みずがめ座の球状星団M2です。この球状星団の撮影は、初めてのような気がします。みずがめ座というのは、ペガスス座の南側にあるのですが、明るい星がないので、その場所を探すのがとても大変です。さらに南へ行くと、みなみのうお座の1等星フォーマルハウトがあります。この星は明るいので、すぐ分かります。という訳で、星々を辿りM2を探すのは諦めました。結局は、自動導入という最後の手段です。SX2-スターブック10で自動導入すると、一発で探し出してくれます。エライ……エライ……です。便利なことは、時にはいいことかも、です。それからは、のんびりシャッターを切ればいいわけで、とてもスムーズです。最近は、感度を3200にして撮影しています。

 この球状星団M2は、密集度が高く、中央部が白トビしているような感じです。地球からの距離は3万7千光年です。天の川銀河の直径が10万光年なので、非常に遠いという感じがします。M2の直径が170光年ということを考えると、この球状星団が如何に巨大なものかが分かります。遥かに遠いものが、小さな望遠鏡で見える、というのも、また不思議です。この写真だけでは想像できませんが、星の個数は15万個程だと言われていますが、それそれの星が、どのように密集しているのかは、いまだによく分かっていないようです。それは、中心部が全く見えないからでしょう。中央部にブラックホールがあるのでは、と言われていますが、とても不思議な星の集団です。星々の年齢も100憶歳以上だと推定されているようです。一体内部はどうなっているのでしょうか……それが知りたいですね……。それでも、そんな星々にも惑星があるのかも知れません。知的生命体が生存しているとすれば、彼らが見ている星空はどんな空なのか……考えるだけで、異常に好奇心が燃えてきます。宇宙の神秘さは、とても深い深い感じがします。それと同時に、観察しているこちらの人間の存在もまた不思議です。

 まあ、そんな訳で、不思議な世界を垣間見ています。今夜は雨なので、雲が分厚く、明るい月明かりも全く見えません。夜は、ヒンヤリヒンヤリです。ここで、ちょっと小休止です……。今夜から、YEBISUビールは常温で飲むことに決めました。

データ/ビクセンSX2・シュミカセC8・専用レデューサー・EOSKissX8i・ISO3200・45秒・20コマ合成・2021年9月2日21時50分

 

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2021年10月14日 (木)

10月の西の空

Blog_20211014142501  写真は、10月3日の21時頃の西空です。薩摩半島は、9月下旬から10月中頃まで、とても良い天気が続いていて、夜空の状態はとてもGooです。しかし、毎日真夏日の連続で、朝夕もかなり蒸し暑い風が吹いています。今年の真夏日の日数も、100日近いようで、記録を更新するのでは、という感じだそうです。北海道では、山々が初冠雪だったりして、もう冬がすぐそこまで来ているそうですが、薩摩半島の亜熱帯のような気候は、何故か別な国のような気がします。

 写真中央が、真西方向です。夏の大三角も健在で、撮影にいちばん適した感じのイメージです。写真中央のこと座も写真左上のわし座も、それに上方のはくちょう座も星座の形がはっきりと分かります。こと座の平行四辺形(3等星2個、4等星2個)も確認できます。超広角レンズですが、結構クリヤーです。天の川がくっきりと見えたので、それをメインにしたのですが、思った以上に、くっきり鮮やかに写っています。薩摩半島の西側はほとんど街明かりがないので、夜空は漆黒の闇のような場所です。東シナ海も、夜に漁船が漁をすることもないので、暗黒の世界かも、です。そんなところなので、時々変な飛行物体も飛ぶのでしょうか……。天の川も、もう4,5時間もすれば、東シナ海の向こうに沈むはずです。海の中に沈んでいく天の川を撮りたいので、その場所を探しています。今年は無理としても、来年はそれに挑戦します……。

 毎日昼間は30度越えで、夜は熱帯夜です。朝方もなかなか気温が下がらず、のたうち回りながら、朝を迎えます(朝といっても起きるのは9時なんですが……)。今年は異常なことばかりで、早く元のいつもの気候にもどって欲しいものです。来週から秋らしくなるそうですが、本当なのかどうかは、まだ分かりません。

 という訳で、月も上弦を過ぎて、満月に向かっています。月面をCMOSカメラで撮影する予定ですが、月の高度が低いので、上手くいくかどうかは分かりません。現在の時刻は15時30分。今日はPM2.5の影響で、何となく山の稜線が霞んでいます。撮影には、イマイチかもです。

データ/ケンコースカイメモS・トキナー11~20ミリ・F2.8・EOS KissX8i・ISO1600・f4・25秒・ソフトフィルター使用・2021年10月3日21時10分

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2021年10月 7日 (木)

はくちょう座のM39

M39blog  10月に入ってからすっきりした天気が続いていて、星見人間にとっては快適な夜空になっています。昨夜も、夜11時ごろまで、撮影・観望していました。空の透明度が、珍しく最高の状態でした。天の川もくっきりで、なかなか見ごたえがあります。久し振りに、夜空の星々の美しさに感動しました……懐かしさを感じる光景でした。しかし、秋の半ばに差し掛かって、東の空にはもう冬の星座が昇ってきました。東の空やや高く、スバルが昇っているではありませんか……。その北方向には、ぎょしゃ座のカペラ、低い山の稜線にはアルデバランも見え始めました。真夜中には、ペガススの四辺形は天頂付近に昇っているはずです。季節の移り変わりは、当たり前ですが、順調です。

 ところで、写真は夏の星座、はくちょう座にある散開星団M39です。1等星デネブの北東10度ほどでしょうか、可愛い感じの星の集団です。この周辺は、天の川が流れているので、後方は、星々の海になっています。その中でも、やや明るい星が20個ほど輝いて見えています。青白い星が多いのでは、と思います。散開星団にしては、少し寂しいのですが、こじんまりしていて、それなりにいい感じもします。6倍の双眼鏡で眺めてみましたが、星があまりにも多く見えて、探しにくく苦労しました。多分これだろうという感じで、何とか探し出したつもりですが……確かなことは言えません。大きさは満月ほどですが、特徴がないので、見つけるのも大変です。この散開星団は4.5等級の明るで、晴れた夜には肉眼でも見えると、天文書には書いていますが、肉眼では少々無理な感じもします(視力の問題かも)。

 薩摩半島の今夜の天気は、今(午後4時ごろ)の時点で、晴れ時々曇り……なんていう感じでしょうか。今日は蒸し暑かったので、雲が結構多いかも、です。南からの暖湿風というのでしょうか、30度以上のジメジメな風が吹いています。という訳で、夜の天気は、全く分かりません、です。

データ/ビクセンSX2・ES102ED・EOSKissX8i・ISO1600・40秒・2021年8月4日9時30分

 

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