月齢13.3の月夜の青空
写真は、3日前の月夜の青空です。夜8時半頃、月がとても明るく輝いていたので、外に出てみると、偶然の晴天でした。早速裏庭に出て、星見とワンシーン撮影です。2月に入って、初めての澄み切った夜空でした。このところ、ドンヨリドンヨリの毎日で、月の満ち欠けもなかなか見られない2月です。という訳で、いつもの裏庭で、少しだけノンビリ……ノンビリでした。
小さな集落ですが、素朴な風景もあちこちにあります。それでも意外なのですが、狭い路地には、必ずといっていいほど水銀灯があって、星空を眺めるには、イマイチな感じの場所が多いのでは、と思います。この木々の向こうには、小さな漁港があるのですが、明々と水銀灯があたり一面を照らしています。集落の中を走る国道226号線の周辺は、車の明かりで星空どころではありません。詳しく調べたわけではありませんが、星見に適したところは、少し遠い砂浜と近くの干拓地と我が家の裏庭ぐらいなのかな~あ、なんて思っています。
夜の9時前頃です。東の空に昇っている月が、いつもは真っ暗な地上を明々と照らしていました。本当はオリオン座周辺を撮影する予定でしたが、月明かりで、少々無理でした。写真中央が、北西方向です。カシオペヤ座のWがくっきり見えています。北極星は、右上隅ギリギリに写っています。4等星までは写っているような感じです。透明度がとても良いのでしょうか、どこまでも澄み切った青空です。アンドロメダ座が逆立ちしたまま、西空に傾いています。アンドロメダ座のα星アルフェラッツだけを残して、ペガススの四辺形は小山の向こうに消えてしまいました。アンドロメダ座のM31渦巻銀河も、姫の右ひざの上に結構はっきりと写っているのが、少々意外でした。まあ、肉眼でも見えるので、当然と言えば当然かも、です。
この我が家の裏庭は、とても貴重な場所です。この場所のおかげで、星見がいつでもできる、という思いです。また、この場所は、オートキャンプも出来ます。20m四方ほどの広さなので、ゆったり感は最高です。コロナが少しでも収まって暖かくなれば、知り合いの家族とキャンプをする予定です。それを楽しみにしているのですが、いつになることやら……。
青空の中の星座も、時には面白いかも、です。また、機会があれば撮影してみます。という訳で、今夜は、サントリーの〈香るエール〉で乾杯で~す。
データ/トキナー11~20ミリF2.8・EOSKissX8i・ISO1600・11ミリ・f4・6秒・3コマ合成・2022年2月14日20時50分
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