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2022年6月 1日 (水)

おとめ座のマルカリアンチェーン

Blog_20220601135001  いつの間にか、6月になりました。6月一日の昼下がりです。昨日の天気予報では、今日は晴れだったのですが、どういう訳か、予報が全く外れて、梅雨のようなビチャビチャ雨です。九州南部の梅雨入りがいつになるのか、予想がつかないみたいですね。……まあ、薩摩半島に住んでいる者としての個人的な意見ですが、もうとっくに梅雨入りしていると思われます……というのが正解です。

 ところで、ブログをUPするのは、いつもなら木曜日の夜なんですが、明日は晴れそうなので、今日の昼間にUPしています。写真は、おとめ座のマルカリアンチェーンと呼ばれる、系外銀河の連なりです。ちょうど弧を描くように並んでいます。おとめ座とかみのけ座の周辺部では、とてもたくさんの系外銀河を見ることが出来ます。およそ6000万光年の距離のところに、2500個近い銀河があるそうです。渦巻銀河や楕円銀河の系外銀河の集団は、かみのけ座銀河団と呼ばれています。M(メシエ天体のM)のつく銀河もあります。どの銀河も結構明るくて、小さな望遠鏡でも撮影できそうです。この写真は、ビクセンの口径7センチの400ミリED屈折望遠鏡です。

 いつもと違って、今年は横位置で撮影しました。写真左下に写っているのがM87です。この銀河は、2019年にブラックホールシャドーが撮影された楕円銀河です。それまでは、ウルトラマンの故郷の星があるということで有名だったようですが、今では、ブラックホールシャドーのM87でとても有名です。どの銀河も中心部が明るくて、この写真でもそうですが、中心部がやや(画像処理があまり上手くなので……)飽和気味になっています。春と秋の星空は、天の川銀河の星々の明かりに邪魔されないので、はるか遠くの銀河を眺めることが出来ます。

 話は変わりますが、コーヒーを飲みながら昼間キーボードに向かって文章を書くというのも、またオツなものですね。今日は、平原綾香の歌を聴きながら作業をしています。いつもの夜時間ならば、チャーリーミンガスやMJQのジャズ、姫神や加賀谷玲なんですが、現代的な日本語の歌もまたいい感じです。ある時代を思い出してしまいます。

 という訳で、小休止して、一服します、で~す。

データ/ビクセンSX2・ビクセンED70SS・EOSKissX8i・ISO1600・80秒・等倍フラットナー・2022年5月2日21時10分

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