ペルセウス座メロッテ20
薩摩半島は、この1週間雲が多くて、天気は〈晴れ〉なんですが、何故かすっきりしない空模様です。夜に三日月が見えたことがありましたが、その後曇り空が続いていて、いつの間にか上弦の月も過ぎてしまいました。今日も曇り空ですが、夜には〈晴れ〉と予想して、昼下がりの今、Blogを書いています。
写真は、ペルセウス座の散開星団メロッテ20です。夜9時半を過ぎると、北東の空にペルセウス座がやや高く昇ってきます。東から北東の空は、鹿児島市や錦江湾周辺の街明かりのために、夜空はイマイチです。加世田市街地の明かりもあって、ほんのりと明るくなっています。そのために、東から昇る星座の撮影は、夜の9時半以降ということに決めています。こんな田舎でも光害の影響が、少しはありますね。
写真が、ペルセウス座のメロッテ20です。画面外にも星々が広がっているのですが、その中心部付近です。左下の明るい星は、ペルセウス座のα星ミルファクです。2等星ですが、結構明るい星のようです。6倍の双眼鏡で眺めると、視野いっぱいに青い輝きが広がっています。6~7個は見ることが出来ますが、本当は200個ほどの星の集団のようです。散開星団は若い星が多くて、青白い星の眺めは、とても感動的です。
11月に入って、夜9時頃には、ペルセウス座の東から、冬の星座のおうし座やぎょしゃ座、そしてオリオン座が昇ってきます。もう秋というよりも冬の星空になりかけています。ペルセウス座の南には、スバルがぼんやりと輝いています。季節の変わり方が、何故か速く感じられる今日この頃です。……それでも、西の空低く、まだ夏の大三角が見えていますよね……。
という訳で、今夜雲がなければ、CMOSカメラで月齢8.7の月面撮影です……が……晴れるんでしょうか……???。
データ/ビクセンAP・ボーグ55FL・EOSKissX8i・ソフトフィルター使用・ISO1600・30~40秒・2022年10月24日22時
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