月光を浴びる柿の木
昨夜8時頃、月が出ていたので、月を眺めようと裏庭に出てみました。月齢12.1の月が結構明るくて、自分の影がわずかに見えるような感じでした。薄雲が少しだけ流れていましたが、いい雰囲気の月夜の空です。隣の畑から伸びている柿の木(渋柿)の黄色い柿が、熟し始めていました。
三脚にデジカメをセットして、思い付きで撮影することにしました。オートフォーカスが使えないので、3mほどにセットして、試し撮りです。ISO800にして、何コマか撮影しました。こういう時の試し撮りは、とても楽しくて、ワクワクです。
夜の8時頃は、薩摩半島上空を飛ぶ航空機がとても多いので、いつものことながら、時々時間待ちです。このところ晴れの日が多くて、真夏のような暑さですが、いい天気が続いています。月がなければ、天の川がとてもくっきり見えるところだったのかも、です。
この夜の撮影は、合成なしの一枚撮りです。のんびり、30コマ程撮りました。その中の一コマが左の写真です。雲が少しだけ流れていますが、邪魔にはなっていないのでは……。夜の青空の中の星は、暗すぎて、星座の形が分かりません。柿の木の上には、多分りゅう座の頭部分があって、その左には、ヘルクレス座があるのでは、と思います。天頂あたりに、子午線を越えた夏の大三角が見えたので、そんなところかな、という推測です。
月夜でも青空が見えるのが、いつも思っていることですが、何となく不思議です。それも、とてもきれいな青空なんですね。なんてことを思いながら、足元の先を見ると、白い猫がじーっと座って、こちらを見ていました。いつも裏庭を徘徊する、どこかの飼い猫です。この夏は異常に暑いので、昼間見かけることがありませんでした。涼しくなった夜に出歩くのでしょう……多分。
まあ、そんな訳で、今夜は中秋の名月の一日前ですが、東の空に昇った月をのんびり眺めることにします。
データ/EOSKissX8i・トキナー11~20ミリF2.8・ISO800・f5.6・25秒・2023年9月27日20時30分・我が家の裏庭
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