いて座の中心部
写真は、いて座の中心部です。天の川の中に、いて座の六つの星が目立ちます。南斗六星と呼ばれている、星の集団です。肉眼でも見えるので、いて座の位置が良くよく分かります。天の川を双眼鏡で眺めると、星々が密集していて、なかなかの眺めです。この周辺には、星雲・星団がたくさんあって、明るいものは、双眼鏡でも確認できます。これから一か月ほどは、天の川の眺めを楽しむことが出来ます。
ところで、南東の空に土星の明るい輝きが見えます。みずがめ座を移動中の0.5等級の明るさの土星です。これから10月にかけて、いちばんの見頃を迎えます。晴天の夜に、CMOSカメラで撮影する予定です。まだ一度も撮影していない被写体なので、とても楽しみです。
写真右下隅に、変なのもが写っていますが、これは、我が家の周辺が地上波の難視地域のための、敷地内の電柱に取り付けた受信アンテナです。アンテナが写り込んでいることには、全く気が付きませんでした。都市部では全く必要ではありませんが、田舎に行くと、時々見かけます。電柱を立てるか、または屋根の上かに、いろいろ工夫してアンテナを取り付けています。
いて座のα星を、今までは全く気にしなかったのですが、調べてみると、この写真には見当たりません。α星は、いて座のいちばん南側の隅っこにありました。4等星ぐらいの、肉眼では見えない暗い星でした。どうしてこうなっているのか、理由は知りません。
今夜の薩摩半島の天気は、晴れ時々雨になっています。理解しがたい天気のようです。その時にならないと、分からないという感じです。9月になっても、まだまだ真夏のような気候です。夜9時頃の外気温は、30度近くです。天気の事なので、仕方ありません。秋風が吹き始めるのをのんびり待つことにします。
データ/ケンコースカイメモS・タムロン50ミリF1.8・EOSKissX8i・ISO1600・f4.5・40秒・ソフトフィルター使用・2023年8月11日21時40分
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