みずがめ座の球状星団M2
薩摩半島も、やっと秋らしくなりました。朝夕は涼しくなりましたが、それでも当分は夏日で、昼間は車のエアコンがまだまだ必要です。日没も夕方5時半近くになって、夜が長くなり、星見するにはよい季節になりました。
写真は、9月最初のロケで撮影した、みずがめ座の球状星団M2です。わし座の東にあるみずがめ座は、天の川から少し離れているので、背景の星の数が少なく、球状星団もすっきりしています。明るさは6等級ほどですが、肉眼では少々無理な感じです。このM2の北側には、ペガスス座の球状星団M15があります。
M2とM15はよく似た球状星団で、撮影画像を見るととてもよく似ています。地球からの距離も35000光年程で、実際の大きさも似ているようです。35000光年と言えば、天の川銀河の周辺部に近い所かも、です。
撮影は口径102ミリ鏡筒ですが、中心部の星の分離がイマイチな感じです。撮影するには、口径80ミリ・100ミリ程度がいちばん手軽で、楽なのでよく使っています。が……、本当はもう少し大きな口径の方が良かったのかも、です。でも、今まで楽しさ最優先でやってきたので、まあいいか、なんていうのが、今の感想です。
東の空には、秋の星座が次から次に昇ってきます。ペガスス座はもちろん、アンドロメダ座やペルセウス座の全景も、北東の空(光害の影響がありますが)に見えてきました。夜の8時を回ると、スバルの輝きも見えます。冬の星座たちも、もうすぐそこなんですね……季節の進み方の速いこと速いこと……。
今夜も晴れそうなんですが、PM2.5の影響で、昼下がりの空がやや霞み始めています。天気が下り坂なので、夜の天気は、どうなるのか分かりません。という訳で、コーヒーブレイクで~す。
データ/SX2・ES102ED・等倍マルチフラットナー・EOSKissX8i・ISO1600・50秒・2023年9月16日20時30分頃・我が家の裏庭
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