カシオペヤ座とその周辺
今年は天候異変も異常で、秋の期間がとても少なくなった感じです。この撮影は、11月の初め頃なのですが、まだまだ夏という気温でした。夜も25度前後の気温で、9月のような夜でした。日没後の外気温が高く、少々暑いという夜でした。その2週間後には、夜の外気温が6、7度に下がり、真冬並みの気温になりました。夏から冬へ、季節があっという間に変わりました。
写真は、夏のような生温い夜の、秋の星座たちです。北東の空やや高く昇ったカシオペヤ座とその隣のペルセウス座・アンドロメダ座です。日没後から時間があまり経っていないので、ペルセウス座もまだまだ空の低い場所に見えていました。秋の夜空は特別に明るい星がないのですが、この周辺には、少しは明るい2等星・3等星がたくさんあります。
カシオペヤ座からペルセウス座方向には、秋の天の川が流れているので、背景の星々はやや多めで、結構賑やかな領域です。ペルセウス座は、8月のペルセウス座流星群で有名ですが、まだ一度も観望していません。その内一度だけでも、眺めてみたいものです。
ペルセウス座の西側には、結構大きな星座、アンドロメダ座が見えています。アンドロメダ座のα星アルフェラッツは、どういう訳か、見えていません。膝の上あたりの系外銀河M31は、明るさが3等級なので、くっきり見えています。肉眼でも見える、遥か230万光年彼方の最も遠い光です。
11月も、もう下旬です。夜10時ごろには、オリオン座や冬の大三角も昇ってきます。季節の移り変わりの速さを感じる今日この頃です。
今週は、暖かい陽気で、秋が戻ってきた感じです。薩摩半島では、昼間は25度近くになり、少し暑い感じです。気温が変わり過ぎるので、体調管理が大変です。当分は、こんな感じかも、です。
昼下がりの今、南風に乗って薄雲が流れてきます。という訳で、今日は、アイスコーヒーで小休止します、で~す。
データ/ケンコースカイメモS・オリンパスEM-1MarkⅢ・12~40ミリF2.8・ISO1600・f4.5・40秒・2023年11月5日19時50分
| 固定リンク
「趣味」カテゴリの記事
- 9月下旬の北の星空(2024.10.03)
- はくちょう座の散光星雲(2024.09.26)
- 夏の天の川(2024.09.19)
- いて座の球状星団M22(2024.09.12)
- いて座の中心部付近(2024.09.06)
コメント