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2023年12月21日 (木)

おうし座

Blog_20231221131401  写真は、冬の星座のおうし座です。トレミーの48星座の1つです。おうし座は、11月の下旬、日没後の暗くなった東の空に昇るのですが、鹿児島市方向の空が光害の影響で少し明るいため、星の光がよく見えません。毎年の事ですが、撮影時期を少しだけずらしています。

 牡牛の頭付近に見えるのが、一等星アルデバランです。ピント合わせによく使わせてもらっています。写真には、ぎょしゃ座とオリオン座の一部分も写っています。オリオン座のペテルギウスも赤く輝いていて、三ツ星もくっきり見えています。これから春まで、賑やかで明るい星々が夜空を飾ります。

 おうし座の形は、牡牛の身体の前部だけのようで、二本の角もあり、前足が二本そろっていて、とてもリアルです。背中のこぶのあたりにプレヤデス星団(スバル)も見えていて、青白い明るい光がとても目立ちます。天頂付近に昇ると、さらに迫力満点で、なかなかの見ごたえです。肉眼でもいいのですが、少し詳しく眺めるには、低倍率の双眼鏡が一番です。

 夜の8時過ぎには、冬のほとんどの星座が昇ってきます。一等星が7個、二等星が10個以上あり、とても賑やかな冬の星座たちです。おまけに冬の天の川も流れていて、素晴らしい星空です。年末年始の晴れた日には、寒いですがノンビリ星々を眺めてみます。

 一昨日から、薩摩半島にも寒気団が押し寄せています。真冬のような気温で、薩摩の山沿いでは初冠雪だそうです。もう三日目ですが、冷たい雨が降ったり止んだりです。今年も残り10日程です。2023年も年末で、あっという間の一年になるかも、です。

 昼下がりの外は、日差しがないので、薄暗い感じです。という訳で、ホットコーヒーで一休みしま~す。

データ/ケンコースカイメモS・EM1-MarkⅢ・12~40ミリF2.8・ISO1600・f4・30秒・ソフトフィルター使用・2023年12月13日21時

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