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2024年6月の2件の記事

2024年6月13日 (木)

おとめ座のM104ソンブレロ銀河

M104nblog  薩摩半島は梅雨に入って、一週間ほどになりますが、大した雨も降らずに、蒸し暑いだけの日が続いています。沖縄や南西諸島では、少しだけ大雨になっているそうですが、大きな水害が起こっていないので、今のところは安心です。

 写真は、おとめ座のメシエ天体M104です。ソンブレロ銀河という名前でとても有名な、渦巻銀河です。ソンブレロというのは、アメリカの西部劇映画に出てくるメキシコ人が被る帽子のことですが、その帽子にとてもよく似ているそうです。

 このソンブレロ銀河は渦巻銀河に分類されていますが、最近では、楕円銀河に近いのではと言われています。中央を横切る暗黒帯はありますが、渦巻の腕も見えないようで、渦巻銀河と楕円銀河が合体したのでは、という意見もあるそうです。とても珍しい銀河なんですね。

 地球からの距離は、4000万光年程ではるか彼方です。9等級ほどの明るさで、とても暗いんですが、中央部の輝きが明るいので、撮影はそれほど難しくはありません。感度をISO3200にして、露光時間が1分ほどで、こんな感じに撮れます。ノイズも目立たないようなので、高感度は、とても楽です。

 この撮影は、5月10日です。今年は晴れた日が少ないので、星空を眺めるだけでも、とても大変です。そんな訳で、晴れた夜には、二つ三つのシーンを撮影しているのですが、結構苦労しています。もう一カ月は梅雨が続くようなので、なかなか晴れた星空には出会えません。

 昼下がりの今、外はどんよりと曇っています。週末から、また雨のようです。カメラレンズの一本にカビが発生していました。毎年のことですが……。という訳で、日本茶で小休止しま~す、です。

データ/ビクセンSX2・ES102ED・笠井マルチフラットナー使用・EOSKissX8i・ISO3200・1分・2024年5月10日21時10分

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2024年6月 6日 (木)

きりん座のNGC2403

Ngc2403nblog  気温も湿度も、夏に近づいています。アナグマもイタチもとても活発に動くようになりました。玄関前や裏庭をあちこち走り回っています。夕方の時間帯は特に好みのようで、餌を求めて畑から畑に移動しているのでしょう。

 写真は、きりん座の渦巻銀河NGC2403です。このNGC2403は、初めての撮影です。きりん座というには、あまり聞かない星座です。おおぐま座の西隣にある星座で、春の星座ではなく冬の星座に入っています。おおぐま座との境界線近くにあり、おおぐまの顔のすぐ先にあります。

 渦巻銀河なんですが、渦巻の腕がぼんやりとしていて、少々頼りない感じです。雲のような雰囲気ですが、結構明るい光です。このNGC2403は、1788年に、イギリスの天文学者ウィリアム・ハーシェルが発見しました。中心部がとても明るいので、小さな望遠鏡でもくっきり見えたのでしょう。地球からの距離は、800万光年程なので、結構近い所と言えるのでしょうか……。銀河の雲の中に見える少し明るい星々は、天の川銀河の中の近くの星が偶然同じ方向に見えているだけだそうですね。

 夏至も近づいて来ました。春の星座も、夜の10時頃には、ほとんど子午線を越えて西側に傾いてしまいます。東の空には夏の天の川が昇ってきて、また賑やかな夏の星々になります。東の空やや高く昇ったこと座のベガが、とても明るく輝いています。

 九州南部はまだ梅雨入りしていません。今日は梅雨空に近い感じのドンヨリドンヨリですが、梅雨入りはもう少し先になるそうです。これから一カ月はなかなか星空は期待できませんが、梅雨の合間の星空をのんびり待つことにします。

 という訳で、日本茶で一休みしますで~す。

データ/ビクセンSX2・ES102ED・EOSKissX8i・笠井マルチフラットナー・ISO3200・70秒・2024年4月1日21時10分

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