うしかい座からヘルクレス座へ
薩摩半島は、今日も雨です。もう何日も連続で雨日和です。梅雨に入って3週間程経ちますが、梅雨の中休みが全くないというのもまた珍しい感じです。九州は、今日から明後日にかけて大雨の予報なので、もう少し雨量が増えるようです。この6月は、600ミリも700ミリも降ったようですが、水害が起こらなくて幸いです……今のところ。例年と比べて、雨の降り方が少し違うような気がしますが……。
写真は、春の星座のうしかい座から夏の星座のヘルクレス座あたりの天頂付近の画像です。かんむり座から夏の星座が始まります。それにしても、うしかい座のアルクトゥールスの明るいこと明るいこと……。全天で4番目に明るい星です。と聞くと、なるほどなるほどと納得します。
一等星アルクトゥールスは、春の星空では特別に目立つ星で、いつもピント合わせに使わせてもらっています。今年は天候が悪くて、その機会がほとんどなかったみたいです……残念。
ヘルクレス座は、7月の梅雨明けの夜9時頃には、天頂付近に昇ります。明るい星は特にないのですが、晴れ渡った暗い夜に眺めれば、星座の形がかすかに浮かび上がってきます。暗い星座は、時間をかけてゆっくりゆっくり眺めるのが正解です。そんな時間が、とても大切なもののように思えます。
東の空には、夏の天の川が昇ってきているはずですが、まだ見ていません。こと座のベガが少し目立つようになりました。月も新月に向かっているので、来週は暗い星空が期待できますが……まあ、梅雨が終わったらの話ですが……。
という訳で、少し早過ぎますが、来週の梅雨明けに期待して、冷水で一休みします、で~す。
データ/ケンコースカイメモS・オリンパスEM-1MarkⅢ・12~40ミリF2.8・ISO1600・f4.5・40秒・ソフトフィルター使用・2024年6月3日20時30分