へび座(頭)の球状星団M5
一週間ほど、猛烈に蒸し暑い日が続いています。夜中も冷房が必要になってきました。去年もそうでしたが、今年も異常な蒸し暑さです。梅雨が終わりかけているようですが、もう少しこんな天気が続くんでしょうか……。
先週から、薩摩半島は夏のような夕空になっていました。雲がとても少なく、青空風の空になりました。この一週間に4日も星空が見えていました。お蔭で、4回も撮影をしました。梅雨なのに、とてもとても珍しいことです。
写真は、7月5日の金曜日の撮影です。南南東の空に昇ったへび座の頭部分にある球状星団M5です。M5は、5等級の明るさですが、双眼鏡で確認するのは少々難しいかも、です。画像を見る限り、なかなかの眺めです。時々小さな雲が流れるので、露光時間を短くするためにISOは3200にしています。露光時間は40 秒ほどでしょうか。以前にも撮影したことがありますが、何年前かは忘れてしまいました。球状星団は、どれもよく似た姿なので、記憶はとてもあいまいです。
このM5は、地球からの距離が24000光年ほどなので、結構遠い感じがします。恒星が10万個以上も集まっているようで、とても大きな球状星団のようです。この球状星団の年齢は、130 億年ほどだそうで、最古の星団のひとつなのかも知れない、ということだそうです。
宇宙は、いろいろ不思議なことがあって、とても面白いですね。球状星団ひとつをとっても、恒星の数が尋常ではなく、ということは、惑星の数も尋常ではないと思いますが……。どう考えても、そこでは、生命体の存在は当たり前のような気がしますが……。そして、砂粒のような惑星に、人間が生きているだけでも、何故か不思議です、よ、ね。
という訳で、冷たい麦茶で一休みで~す。
データ/ビクセンSX2・ES102ED・KissX8i・ISO3200・40秒・2024年7月5日20時40分
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