ペガスス座とその周辺
写真は、ペガスス座とその周辺です。星空は、すっかり秋の星々になりつつあります。中央のペガスス座は、ギリシャ神話に登場する翼をもつ馬です。勇者ペルセウスを乗せて空を走り飛ぶ馬なんですが、星座の形もそれらしく馬に見えるから不思議です。南を向いて眺めると、逆立ちしていますが、前足が二本、首のあたり、胴体もそれらしく見えています。胴体部分は、秋の大四辺形と呼ばれていて、なかなか見ごたえがあります。胴体の後ろには、アンドロメダ座がくっついています。秋の大四辺形の中に、α星が二つありますが、お尻のあたりにあるα星はアンドロメダ座のα星アルフェラッツです。
秋の星々は暗い星が多いのですが、秋の大四辺形は結構目立っていて、秋を象徴する星の並びです。胴体の後ろのアンドロメダ座も、それなりに人の形に見える感じです。膝の上には、系外銀河のアンドロメダ銀河も明るく見えています。肉眼で見える最も遠い光です。
ペガスス座の南西側にはみずがめ座、南隣りにはうお座があります。みずがめ座には、三ツ矢のマークも見えています。うお座には、とても明るい土星が輝いています。夜中近くになると、満天の秋の星空になります。と同時に、冬の明るい、おうし座やオリオン座の姿が東の空に見え始めます。季節は巡るという言葉通りに、四季の移り変わりを星々が教えてくれます。
今年は、寒くなるのが少し早い感じもします。薩摩半島は昼間はまだまだ秋なのですが、夕方からヒンヤリ・ヒンヤリの毎日になりました。今年は、去年よりも寒くなるような気もします。今日で、10月も終わりです。昼下がりの外は、霧雨が降っています。
という訳で、常温の缶コーヒーで小休止します、で~す。
データ/ケンコースカイメモS・EM1-markⅢ・12~40ミリF2.8・ISO1600・16ミリ・f3.5・ソフトフィルター使用・2025年10月13日21時
| 固定リンク
「趣味」カテゴリの記事
- ケフェウス座の散光星雲IC1396(2025.11.06)
- ペガスス座とその周辺(2025.10.31)
- みずがめ座の球状星団M2(2025.10.23)
- 北の空の星々(2025.10.16)
- みずがめ座の三ツ矢(2025.10.09)


コメント