北の空の星々
時々、星の軌跡を撮影しています。赤道儀は不要で、三脚にデジカメを取り付けて、露光時間やコマ数をセットすればOKなので、とても簡単です。広角レンズなので、ピントも20メートルほどに合わせれば、何とかなります。撮影時間は、50分から60分ほどで、後は星空を眺めていればいいので、とても楽です。椅子に腰かけて、双眼鏡で星々を眺めています。この撮影はまだ8月下旬だったので、夜のムシムシ・ジメジメ感が大変でしたが……。時々流れ星を見たり、人工衛星の光が見えたりして、予想以上にのんびりした時間でした。写真左下隅あたりに、流れ星の光が写っています。
北極星(ポラリス)付近を中心に、星々が左回りに回転していきます。眺めていると、非常にゆっくりですが、星が木々の向こうに消えていくのが分かります。真北方向、ちょうど昔住んでいた佐賀市の方向です。よく遊びに行った博多の街の西側あたりなのかな、という感じです。もう何十年も昔のことですが、記憶をたどれば、友達の顔まで浮かんできます。まるで昨日のことのように声まで聞こえてきそうな感じで、とても不思議です。なかなか楽しい時間で、撮影に忙しい時と違って、とてものんびりできます。こういう時間も、必要なんですね……という感想です。
10月の中旬なんですが、薩摩半島はまだまだ真夏日です。いつまで続くのか分かりませんが、早く秋になって欲しいものです。夜はムシムシ・ジメジメです。夜中もクーラーが必要で、夏バテ・秋バテしかけています。
という訳で、冷たい麦茶で、一休みで~す。
データ/トキナー11~20ミリ2.8・11ミリ・f5.6・60秒・60コマ・2025年8月29日21時30分・我が家の裏庭
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