2019年7月12日 (金)

月齢3.3の地球照

 33blog 7月の中旬になろうというのに、なかなか梅雨が終わりません。例年なら、もうそろそろ、という時期ですが、これから10日ほどは曇り空か、雨のようです。下手をすると、2週間ほど続くのかも知れません。このところ天気予報が当たらないので、自分で予想するしかありませんが、なかなか大変です。そんな中、先週、西空の雲の間から三日月が見えていたので、観察と撮影をしました。

 月齢3.3なんですが、新月から4日目なので、旧暦では4日月ということになります。大気の状態がよかったのか、とてもすっきりした4日月でした。後ろに星がいくつか見えますが、この辺りは、しし座の前足付近のようです。この画像は、4コマを合成したものです。画像の位置合わせを自動設定にしたのですが、星ではなく、やはり月を基準に位置合わせされています。月のどこの輝点を基準にしたのでしょうか……。デジタルも進歩したものですね。驚きです。

 ところで、後ろの星が僅かに軌跡を描いています。4コマの撮影時間は30秒ほどだと思うんですが、星は結構動いています。というよりは、月が星の海を西から東に動いている、ということですが……。いろいろやっていると、いろいろな発見があります。さらに言えば、太陽に照らされた地球表面の明かりが、35万キロも離れた月の夜を照らしている、それも結構な明るさで、ということもまた驚きです。単純でありふれた観察だけをしているのですが、これこそリアルタイムな体験かも、という感じがして、とても楽しい時間でした。

 という訳で、コーヒータイムです。

データ/ビクセンGP2・ビクセンED80sf・専用レデューサー・EOSM3・ISO1600・2秒・4コマ合成・2019年7月6日20時50分

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2019年7月 5日 (金)

ヘルクレス座

Blog_20190705193101  ヘルクレス座は、トレミーの48星座のひとつです。名前はとても有名なんですが、星座をつくっている星が暗い星ばかりなので、ヘルクレス座はそれほど有名ではないかも、です。最も明るいα星でさえ3等級の明るさです。星空を見上げて、20分ほど暗さに慣れて、やっと3等星が見えてくる感じです。星座の形を確認するのは、難しいのでは、と思います。ただ、もう少し長く眺めていると、やっと胴体と腰のあたりの感じが確認できます。でも、写真のような、人が逆立ちした様子や両手・両足の感じは、現代人の視力では無理でしょうねえ。

 ヘルクレス座は、古代ギリシャの英雄ヘラクレスにちなんだ星座ですが、最近は、勇者名も星座名もヘルクレスを使っているようで、今後ヘルクレスと呼ぶことにします。古代ギリシャの英雄といえば、ヘルクレスとペルセウスという名前が浮かんできます。ヘルクレス座は夏の星座、ペルセウス座は秋の星座ですが、ともに名前だけはとても有名です。いろいろ調べてみると、ペルセウスは、ヘルクレスの3代前の祖先だそうです。今、初めて知りました。ということは、ヘルクレスの母親アルクメネは、鎖につながれたエチオピアのアンドロメダ姫を助けたペルセウスの孫(もちろんアンドロメダ姫の孫)ということになります。二人の英雄の父親は、神ゼウスです。母親は人間なんですね。活躍した時代は、150年ほどズレルんでしょうか。そもそも年代なんてないのかも知れません。ゼウスは神だから、死ぬことはないんでしょうねえ……。その前に、神と人間の子供は生まれるんでしょうか……? 神話だから、生まれるんでしょうねえ……。いやいや……まともに(科学的に)考えると、よく分からなくなってしまいます。まあ、よく分からないというか、わからない方が、神話として長く、それなりに正確に後世に伝わるのでは、という感じです。秋になれば、ペルセウス座をゆっくり眺めてみます。続きは、その時にまた考えることにします。

 ところで、ヘルクレス座の右(多分)の腰あたりに、M13という球状星団があります。このM13は、北半球で最も美しいと言われています。このM13を、先週小さな望遠鏡で撮影しました。左の写真でも、何とか小さい光の点に見えています。6等級の暗さなんですが、デジタルはさすがです。

 まあ、そんな訳で、星を眺めていると、いろいろ感じたり、考えたりするものなんですね。頭の中はとても忙しい気がします、です。

データ/ビクセンGP2ガイドパック・トキナー11~20ミリ・20ミリF4.5・ISO800・EOSKissX8i・50秒・2019年6月23日21時50分

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2019年6月27日 (木)

木星とアンタレス

Blog_20190627195001  23日の日曜日は、梅雨の真っ最中なのに夕方から珍しく晴れて、とてもすっきりした空になりました。東の空には、うっすらと天の川が昇り、木星とアンタレスが仲良く並んでいました。仲良くといっても、8度ほど離れているのですが、とてもいい眺めでした。アンタレスは0.9等級、木星はマイナス2.5等級なので、木星の方が20倍以上も明るいということです。

 まあ、そんなことを考えながら、撮影したのがこの写真です。確かに確かに、明るさが全く違います。おまけに100ミリのマクロレンズなので、ご覧の通り、大きく派手な光条が映っています。レンズの絞り羽根が8枚なので、8本の目立つ光条です。望遠鏡のレンズは絞り羽根がないので、こんな映り方はしないはずです。まあ、これはこれで愛嬌があっていいのかな、なんて……思いますが。

 ところで、天の川の星の密度はすごいんですね。星だらけという感じです。アンタレス近傍付近は、とても色賑やかです。アンタレス自身が赤く輝いているのですが、その周辺部は赤、黄色、青ととても派手な色合いです。さらに、黒い部分(暗黒帯、暗黒星雲)もはっきりと確認できます。この暗い部分は、星がないのではなく、手前にある高密度の星間ガスや宇宙のチリなどが後ろの星の光を遮っているので、暗く見えるのですが、これだけでも宇宙の神秘さを語ってくれます。まるで煙が流れているように見えますが、とても巨大な領域なんでしょうか……。

 アンタレスの隣には、球状星団M4も見えています。このさそり座から北東に延びる天の川周辺は、特別な場所です。我が天の川銀河の中心部分がありますので、星々が密集していて、球状星団や散光星雲がひしめき合っています。この夏は、じっくり天の川の星々を眺めてみます。

 ということで、梅雨空ですが、空を眺めながら、YEBISUで乾杯します、です。

データ/ビクセンGP2・EOSM3・100ミリマクロ・ISO1600・F4.5・90秒・10コマ合成・2019年6月23日21時40分

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2019年6月21日 (金)

ケンタウルス座のオメガ星団

Blog_20190621192101  今年も、ケンタウルス座のオメガ星団を撮影しました。昨年同様、玄関先からの撮影でした。南の方角の山際に昇ってくる、まるで月が昇ってくるような感じの、球状星団の明かりでした。3.6等級の明るさなので、肉眼でもはっきり確認できるのですが、双眼鏡で覗くと、とてもとても感動モノです。それほど明るくはなく、満月を少し大きくした感じの雲のような光に見えるんですが、実際は満月よりもはるかに大きな光のようです。去年に比べると、水蒸気が多かったので、シャープさはイマイチでした。それでも、球状星団らしい密集した星の集団です。地球から17000光年の距離で、1000万個の恒星の集団です。想像もできない、宇宙の迫力を感じます。

 薩摩半島の我が家から見ると、この球状星団は南中高度が11度なので、大気の影響をモロに受けます。もっと南の島に行けば、もっとgooな写真が撮れるのでは、なんて思っています。南半球なら、多分天頂近くに見えるのでは……。次回は、撮影場所を変えた方がいいのかな……そんな感じもします。

 まあ、それはそれとして、今年の梅雨は何か変な感じです。雨がとても少なく、湿度だけが高い、異常気象のようなこの頃です。九州北部は、いまだ梅雨入りなしです。おまけに台風も全く発生していないので、九州南部の梅雨明けは、多分遅くなるのでは……。夏の星々をそろそろ眺めてみたいなあ、と思っているのですが、すっきりした夏の星空はまだまだ先のようです。まあ、季節の移り変わりをのんびり待つことにします、です。

データ/ビクセンGP2・セレストロン8インチシュミカセ・専用レデューサー・EOSM3・ISO1600・60秒・十数コマ合成・2019年5月21日22時頃

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2019年6月14日 (金)

うしかい座とかんむり座

Blog_24  うしかい座は、トレミーの48星座のひとつで、紀元前1000年以上前から知られていたようです。春の星座の中では、いちばん遅く昇ってきます。うしかい座のα星アルクトゥールスは、とても明るい1等星で、明るい星が少ない春の星空の中では特別に輝いています。赤っぽいオレンジなんでしょうか、結構きれいな色なんですね。このアルクトゥールスは、春の時期に望遠鏡のピント合わせに毎回使わせてもらっています。とても有難い星です。

 うしかいというのは、牛飼いのことなんでしょうけれど、熊の番人という意味もあるそうです。牛飼いには、番犬が必要なんですが、ちゃーんと北西隣りに、りょうけん座の猟犬が控えていますので、さすがーという感じです。このりょうけん座の猟犬は、北隣りのおお熊やこ熊の番犬もしているような位置関係にあります。古代の人も、星座の名前や位置関係にとても研究熱心だったような、そんな印象です。星座線で結んでいるのですが、上に伸ばした左手は猟犬につないだ手綱を持っているのでしょう。両足もあって、短足に見えるんですが、星を結ぶときに偶然こんな星座線になったような気がします。うしかい座のモデルは、多分偉い人なんでしょうから……。

 うしかい座の東隣に見えるのが、かんむり座です。このあたりが春と夏の境界とされているようです。この冠(かんむり)は、ギリシャ神話では、酒の神ディオニーソスがクレタ島のアリアドネを王妃に迎えるときに贈ったと言われている冠がモデルだとされています。詳しいことはよく分かりませんが、7つの星を結ぶと、確かにかんむりに見えます。

 ところで、春もすっかり終わって、梅雨の真っ只中なんですが、少し晴れた夜には、さそり座やこと座が結構高いところに昇りかけています。夜中過ぎには、空一面夏の星座が輝いているのでしょうか。今年は、天の川を十二分に堪能しようと思っています、ということで、まだ見ぬ今年の天の川に、サントリーの〈香る〉エールで乾杯します、です。

データ/ビクセンGP2ガイドパック・トキナー11~20ミリF2.8・EOSKissX8i・f3.5・15秒・ソフトフィルター使用・2019年5月5日21時30分頃

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2019年6月 6日 (木)

春の星々

New1cblog  時々、いつものように、星の軌跡を写真に撮ります。季節によって、印象が少しだけ違うような気がします。それにしても、薩摩半島の田舎の星空の暗さは、画像にするととてもよく分かります。それは、春は明るい星も少ないし、暗い星もとても少ないんですが、写真にすると、とてもたくさんの星が映り込むからです。天頂付近に、いやーこんなに星があったかな……なんて、結構な驚きです。露出時間は70秒ですが、バックの空自体はとても暗いんですね。都会では、感度1600にして、露出時間15秒ほどで、真っ白に飽和してしまうのでは、と思います。

 まあそれはそれとして、近景に少しだけモノを入れると、それらしくなります。木々が少しだけ赤っぽく映っているのは、赤いライトを3,4秒照らしただけです。この赤いライトは、星見の人はいつも携帯していますので、使い方によっては、とても便利なものです。赤い光を目にしても、すぐに元の暗さに慣れるからです。おまけに他の人にあまり迷惑をかけないようで、星見の人の必需品です。暗いところでは赤色は目に優しく、明るいところでは緑色は目に優しいと言われています。

 ところで、今は梅雨の時期なので、くっきりとした星空は望めませんが、3,4週間もすれば、また夏空がやってきます。それを楽しみに、いろいろと予定というか計画を立てているところです。まだまだ知らないことが多すぎるので、毎日学習という感じもします。学生気分に戻ったような気がして……楽しいのかも、です。という訳で、コーヒータイムにします、です。

データ/トキナー11~20ミリF2.8・EOSKissX8i・ISO1600・f5.6・70秒・55コマ・比較明合成・2019年5月21日22時頃

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2019年5月30日 (木)

かみのけ座のM53

M53  5月も終わりに近づくと、春の星座はどんどん西空に傾いていきます。東の空には、夏の星座、さそり座やヘルクレス座、こと座、おまけに今年は木星までが明るく輝きながら昇ってきました。我が家の裏庭は東の空が少しだけ明るいので、まだ確認できませんが、多分天の川が昇ってきているはずです。もう直ぐ、夏の夜空になります。今年の夏は、木星と土星が天の川近くに見えます。とても賑やかな夜空になるのでしょう。

 ところで、写真は、かみのけ座の球状星団M53です。かみのけ座は、夜9時頃にちょうど天頂付近に昇ってきます。とてもいい条件なんですが、ファインダーで位置を確認するのが大変です。寝転んで眺めた方がいいような、まるでアクロバットのような、そんな感じです。かみのけ座は、メロッテ111が目立つ以外、明るい星がないのでなかなか捉えにくい星座です。それでも何とか、手動でM53を導入しました。α星を頼りに、ここまで30分ほどかかりましたが、結構楽しい時間でした。

 この球状星団は、大きさも明るさもイマイチな感じですが、直径が220光年ということを考えれば、実際は巨大な球状星団のようです。中心部の密度が異常に高い星の集まりのようです。明るさが7.7等級といっても、もっと暗い感じです。距離が58000光年というデータですが、この距離から考えると、天の川の周辺部のいちばん外れた領域のようです。次回は、8インチのシュミカセで撮影してみます。梅雨が近いので、今年はチャンスがあるかどうかは分かりませんが……。

 ひと言、書き忘れていました。この日の撮影中に、ヌエの初鳴きでした。ウグイスの初鳴きなんて可愛いものじゃあなくて、とても恐ろしい叫び泣きです。死にかけた老婆が叫び泣く声だそうで、近くで聞くと大人でも怖くなって、ぞーっと身震いするような気持ち悪さです。おまけに、周りが真っ暗なんですよね……。という訳で、ちょっとコーヒーブレイクです。

データ/ビクセンGP2・ビクセン70SS・笠井マルチフラットナー・EOSM3・90秒・2019年5月23日21時40分頃

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2019年5月24日 (金)

おおぐま座のM101

M101  今まで何回も挑戦して、なかなかうまく撮影できなかった星雲です。今回はガイド撮影をしました。ガイド鏡を使うと、電源が余分に2つ必要になるので、あまり使わなかったのですが、まあ、仕方なくという感じです。おおぐま座も、子午線を超えて西に傾き始めた5月の下旬です。北斗七星がちょうど北極星の真上に来るので、いちばん眺めやすくなりました。

 この渦巻銀河M101は、回転花火銀河と呼ばれているようです。まあ、確かに回転している花火から炎の腕が何本も出ている感じもします。見かけの大きさは、満月を少し小さくした感じですが、2700万光年という距離を考えると、とても巨大な銀河のようです。銀河の円盤を真上から眺めているようで、とてもいい感じです。それにしても、この銀河はとても暗いんですね。大きな明るい双眼鏡でも、観るのにとても苦労する、という話を聞いたことがあります。感度を1600にして、2,3分露出してもかすかな光が確認できるだけでした。この写真は、感度を3200にしています。20コマ合成して、やっと渦巻銀河らしくなりました。

 このところ、薩摩半島も晴天が続いていて、クリヤーな星空です。湿度も5月にしてはとても低いようで、星々が明るく見えます。今、夜の19時半過ぎですが、まだまだ明るい薩摩の宵空です。21時ごろから、南の空のケンタウルス座のオメガ星団を撮影しようと思っているのですが……。玄関先から見えるので、小さなシュミカセを外に出して、外気になじませているところです。低い山の稜線から、月が昇るように、球状星団が昇ってきます。すごい迫力です。まあ、その前に、アイスコーヒーを一杯、いただきます。

データ/ビクセンSX2・セレストロン8インチシュミカセ・専用レデューサー・EOSM3・ISO3200・150秒・20コマ合成・2019年5月22日21時50分頃

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2019年5月17日 (金)

マルカリアン・チェーンとM87

Photo_9  何年も前から、一度は眺めてみたかった銀河団です。小さな双眼鏡では無理なので、アイピースを使って30倍、40倍にして覗いて見ましたが、小さなシミぐらいにしか見えませんでした。そういう訳で、撮影したんですが、画像にしてみても、やはり小さいんですね。

 かみのけ座からおとめ座にかけて、たくさんの銀河が集まっているところがあります。それらの銀河を、かみのけ座・おとめ座銀河団と呼んでいます。その銀河団の中央あたりに、ちょうど鎖で繋がっているような銀河の集団があります。この繋がりがマルカリアンの鎖(チェーン)と呼ばれていて、とても美しい眺めです。一つひとつの銀河はとても巨大なんでしょうけれど、何千万光年という宇宙の遥かかなたの銀河なので、これぐらい小さいんでしょうか。弱い光が定着していないので、写真としては、イマイチの感じがします……。マルカリアンというのは、旧ソ連の天文学者のマルカリアンという人の名前からきています。彼は、この小さな銀団の固有運動を研究した人のようです。これだけきれいに弧を描く様子から、それぞれの銀河がお互いに影響を及ぼしあっているのでは、という感じもします。

 ところで、かみのけ座・おとめ座銀河団というのは、小さな望遠鏡では、2,30個ほどしか銀河を確認できませんが、実際は2000個以上の銀河の集まりのようです。アンドロメダ銀河や天の川銀河もこの銀河団の一員です。それぞれが巨大な星の集まりならば、互いに力をおよぼしあっていることでしょう。

 春の星空の中で、このかみのけ座・おとめ座周辺は、天の川から外れているので、恒星がいちばん少ない領域です。だから、遥かかなたの銀河の姿も見えるのでしょう。写真の左下隅に見えるのが、このところ一躍有名になった6000万光年彼方の楕円銀河M87です。地球上の8つの天文台が協力して、ブラックホールの影の部分の撮影に初めて成功したという巨大銀河です。M87を特に意識しなかったのですが、偶然に隅っこに入っていたので、とてもGOOでした。まあ、このM87は以前から、非常に強い電波源としてマークされていたようです。強力電波源というのは、ブラックホールが存在する証拠なんですね。ブラックホール自体は真っ暗なので、周りにある光のドーナツしか見えません。ただ不思議なのは、どの方向から見ても、同じようなドーナツの形に見えるということです。例えれば、ブラックホールというのは、あらゆる方向に入口がある井戸、そんなイメージかも、です。そんなことは、3次元空間では絶対起こりえないことですねえ……。

 宇宙は、とても不思議です。その宇宙に住んでいる人間も、とても不思議な存在なんでしょうか……。という訳で、(仕事中なので)コーヒーブレイクです。

データ/ビクセンSX2・ビクセン70SS・笠井マルチフラットナー・EOSKissX8i・ISO1600・180秒・2019年5月3日21時頃

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2019年5月10日 (金)

しし座

Blog_17  夜の9時、10時頃に、春の星座が子午線上あたりに昇ってくるので、ちょうどいい感じで眺めることができます。それでもまだ、冬の星座のふたご座やこいぬ座も眺めることができます。有難いことに、ぎょしゃ座のカペラも北西の空で元気です。何故有難いかというと、とても明るいカペラの輝きで、撮影時のピント合わせをしているので、とても助かっているからです。春の星々は結構暗いんですね。といっても、東から冬の星座が木星を従えて昇ってきます。暦の上では、もう夏なんでしょうか。

 写真は、南中するしし座です。南の暗い空に昇ってくると、しし座をつくる4等級の星まで、何とか確認することができます。我が家の裏庭から眺めると、南東から南西、南西から北までは、漆黒の闇空なので、星々の輝きはとても明るく見えて、視力がよくなったのでは、と錯覚するほどです。まあ、そんな中での撮影でした。

 星座線で結ぶと、うまいことライオンに見えます。頭が大きくて、ライオンらしい迫力があります。α星レグルスは小さな王という意味で、β星は動物の尻尾を意味するそうです。ライオンはアフリカに生息するのだと思っていましたが、南ヨーロッパにも生息していたようです。実際見ることがあったので、ギリシャ神話にも登場したようです。星座線は自由なので、星図や星座本によって、星座の形は結構違うものなんですね。僕がよく使っている英語版の「 Pocket Sky Atlas 」では、全く違ったライオンになっていました。やはり、写真のような星座線がいちばんだと思います。ししの頭の部分は、ししの大がまと呼ばれています。古代からそんな感じで、人々は眺めていたんでしょうか。後ろ足の部分も、前足とのバランスが悪いんですが、いい感じです。星々を結んで、うまくライオンの姿にしたものだと、いつも感心しています。

 ところで、しし座の周辺には、明るい星がとても少ないんですね。目立つ星といえば、うしかい座の1等星アルクトゥールスとおとめ座の1等星スピカ、それと北空の北斗七星ぐらいです。そんな訳で、先週UPしたかみのけ座の散開星団メロッテ111もよく見えるのかも知れません。賑やかな冬と夏の星空に挟まれていますが、春の星座もそれなりに趣があっていいのかも、です。

 まあ、そういう訳で、今夜は霧雨を眺めながら、YEBISUビールを飲みながら、仕事をします、です。

データ/ケンコースカイメモS・EOSKissX8i・トキナー11~20ミリF2.8・ISO800・F3.5・35秒・ソフトフィルター使用・2019年4月3日22時半頃

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