2017年12月15日 (金)

石垣島の星空

Blog1788 12月9日からの4泊5日の石垣島の旅でした。天気は、雲が多く、風がやや強い、少々不満の5日間でした。それでも、一日半ほど晴れ間がのぞいたのが、幸いでした。

 今回も、底地(すくじ)ビーチのポリネシアン風の1棟1室のコテージでした。部屋は、熱帯の樹木に囲まれていて、庭先がロケ場所です。この雰囲気がとてもいい感じで、空を見上げるだけで、絵になるんですね。夜の外気温も20度近くあるので、石垣の地ビールを飲みながら、星を眺めることができました。

 庭先から撮影した、星空です。写真の上部の隅っこギリギリにスバルが見えます。中央少し下にアンドロメダ銀河も見えるのでは、と思います。超広角レンズなので、星座を見つけるのは、とても大変です。右側の少し明るい星の流れは、秋の天の川です。カメラを天頂近くに向けているので、東西南北もわかりにくい感じです。

 ひとつだけ驚いたのは、ホタルが庭の上をたくさん飛んでいることでした。真冬にホタル、というのがなかなか理解できませんでした。石垣島の冬が、ちょうど、薩摩半島の5,6月の気温と湿度と同じなんでしょうか? 生まれて初めて、ホタルを手のひらにのせました。結構明るいホタルの光でした。こんな感じで、ポリネシアン風の庭を徘徊しながら、3,4時間のんびり遊ぶことができ、楽しい時間でした。

データ/キャノンKissX7i・シグマ11~20ミリ・ISO1600・F4・30秒・2017年12月10日23時頃・石垣島底地ビーチ

 

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2017年12月 8日 (金)

月面の拡大撮影

4a 明日から、4泊5日の石垣島ロケに出かけます。星空の観察が、ひとつの目的なんですが、1時間でも多く、晴れた夜空が見えることを願っています。雲が多いという予報なんですが、まあ、その時は、雲の多い風景でも撮影します。

 先週の上弦の月のとき、初めて月面の拡大撮影に挑戦しました。テスト撮影のつもりでしたが、1つのシーンだけ使えそうなコマがありました。それが左の画像です。102ED屈折鏡と20ミリアイピースの組み合わせでした。拡大率は、4倍少しです。ピン合わせが大変でした。風が少しでも吹くと、ライブ画像は結構揺れるんですね。20コマを合成して、何とか月面らしくなっているのでは、と思います。

 拡大率を大きくすると、ピンがなかなか決まりません。電動フォーカサーで、揺れなしでピン合わせをしなくてはいけないのかも、です。この画像で、およそ3000ミリの焦点距離という感じです。また次の機会に、いろいろ試してみます。

データ/ビクセンGP2・ES102ED・20ミリアイピースで拡大・ISO1600・キャノンKissX7i・絞りオート・125分の1・2017年11月27日19時50分頃

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2017年12月 5日 (火)

ペルセウス座の二重星団

Photo 我が家の裏庭が、また暗闇になりました。ソーラーライトがなければ、完全に暗黒の世界です。裏庭の180度、明かりが見えません。お隣の家が、無人の状態になっています。かすかな家の窓明かりでも、夜の闇の中にいると、救いの光なんですね。

 そんな闇の中で、撮影したのが、ペルセウス座の二重星団です。4等級以下の暗い星団なので、肉眼では、確認できないと思います。それでも。紀元前から有名で、ひとつの恒星だと思われていたようです。大気の状態と視力が、現代と比べてとても良い状態だったのでしょう。

 広範囲で、やや暗い星の集団を眺める時は、双眼鏡がいちばんいいんですね。6倍の双眼鏡で眺めると、写真のような感じでは、と思います。寝そべって眺めるのが、理想です。それにしても、見飽きない散開星団です。最も美しいと言われている理由がよくわかります。

 地球からほとんど同じ距離にある、2つの散開星団なので、二重星団と呼ばれています。星の海の中で、とても美しく輝いています。300個程度の星の集団が、隣り合っている空間です。青白い星もあるので、若い星もあるのでしょう。これだけの恒星が集まると、重力が働くので、静かに見える光景も、本当は激しく流動しているのかも知れません。

データ/ビクセンGP2ガイトパック・タムロン180ミリ・キャノンKissX7i・ISO1600・F5.6・50秒・2017年11月19日21時20分頃

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2017年11月25日 (土)

ペルセウス座メロッテ20

20 今まで、ペルセウス座を詳しく観察したことはありませんでした。今年は、秋の星座として、ペルセウス座をメインにしています。6倍の双眼鏡で、ペルセウス座のα星ミルファクを眺めると、その周辺に、青白い小さな星がたくさん見えます。この星の集団(散開星団)をメロッテ20(Mel20)と呼んでいます。Melというのは、イギリス人のメロッテさんが20世紀初めに作った天体カタログです。メシエカタログもそうですが、製作者の名前がつくんですね。

 一番明るい星が、2等星ミルファクです。その周辺に、双眼鏡では5,6個の星が確認できます。青白い輝きがとても美しい散開星団です。実際には200個ほどの若い星が集まっているようで、とても賑やかな場所なのでしょう。おまけに、この領域は、秋の天の川が流れているので、さらにたくさんの星が見えます。ただ、明るい星が少ないので、やや迫力不足の感じもします。

 この画像も、カメラレンズで撮影したものです。中望遠のレンズで撮影すると、双眼鏡で眺めた雰囲気になるので、結構好きなんですね。

 22時を過ぎて晴れていれば、オリオン座が高度30度あたりに昇ってくるのが、自室から見えます。真冬近し、という時期です。明るく変化に富んだ冬の星座を、もうすぐ見ることができます。外気温と同じ温度に冷えたYEBISU-Bierも、また美味しいーんですね。

データ/ケンコースカイメモS・タムロン180ミリマクロ・キャノンKissX7i・ISO1600・F5.6・40秒・ソフトフィルター使用・2017年11月19日20時40分頃

 


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2017年11月21日 (火)

ペルセウス座

Blog 薩摩半島の西海岸にある自宅からは、東の空は街明りで少し明るいので、東の地平線に昇りかけた星を見ることはできません。45度ほど昇ると、やっと星を確認できます。

 ペルセウス座には、2等星が2個あるのですが、それ以外は3等星以下の暗い星ばかりで、星のつながりを推測するのは、結構大変でした。右手に剣を持ち、左手に魔女メデューサの首を持っているそうですが、それ以前に、ひとの形を想像するのに苦労します。

 2等星のα星ミルファクとβ星アルゴルだけは、肉眼ではっきり確認でしました。2等星アルゴルは有名な変光星です。古代のアラビア人たちは、アルゴルの明るさが変わるので、魔女の星だからと、不吉な光として眺めていたようです。それというのも、この変光星アルゴルの位置が、魔女メデューサの顔の部分にあたるそうです。古代の天文学者もすごかったんですね。明るさが2等級から4等級になるのを、ちゃーんと観測していたのです。さすがです。双眼鏡もない時代に……偉いと思います。

 勇者ペルセウスは、この後、化けグジラを退治して、アンドロメダ姫を助けて、彼女と結婚するんですね。これで、古代エチオピア物語はめでたく終了するんでしょうかねえ?

 この日は、カメラレンズでの撮影なので楽でした。という訳で、撮影を終了しようとしたとき、何かが足元近くを移動していきました。すぐ懐中電灯を向けると、いつものアナグマの兄弟(?)が、のんびり裏山に帰る(?)ところでした。野生動物公園のような田舎の雰囲気を感じました、です。

データ/ビクセンGP2ガイドパック・シグマ30ミリF1.4・キャノンKissX7i・ISO1600・F5.6・30秒・ソフトフィルター使用・2017年11月15日20時頃

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2017年11月10日 (金)

M31銀河と古代エチオピア物語

M31blog カメラレンズで撮影したものです。結構小さめで、かわいい感じです。星の海に浮いているという眺めです。雑誌や天文書籍では、ドアップがとても多いんですね。

 レンズは、タムロンの180ミリマクロです。35ミリに換算すると、290ミリほどです。望遠鏡と違って、撮影がとても楽です。レンズが明るいので、ピント合わせがスムーズです。コンパクトデジカメでも、10倍程度のズームレンズがついていれば、簡単に撮れます。ただし、追尾装置とバルブシャッターが必要ですが……。

 アンドロメダ座の星座線を少しだけ書き込んでいますが、ちょうどアンドロメダ姫の膝の上に、M31銀河が乗かっている感じです。写真の左側が、北極星の方向です。この周辺には、ギリシャ神話の古代エチオピアの物語に登場する星座がたくさんあります。北極星のすぐ近くには、エチオピア王のケフェウス、その隣に王妃のカシオペア、そして王女アンドロメダ姫。鎖につながれたアンドロメダ姫に襲いかかる怪物クジラのティアマト、そしてそれを退治する勇者ペルセウス。役者が全員そろっているのでは、と思います。トレミー(プトレマイオス)の48星座は、現代にも脈々と生きているような気がします。そう考えると、ギリシャ神話を参考にして、星々をたどり、星座線を自分好みに引いて、ゆっくり眺めてみるのも、また楽しからずや……、です。

 ところで、M31のすぐ近くには、M32、M110という2つの楕円銀河があります。この2つの銀河は、M31の伴銀河と呼ばれていて、巨大なM31の影響をモロに受けています。やがては、M31に吸い込まれていく運命でしょうか?

データ/ビクセンGP2ガイドパック・タムロン180ミリマクロ・KissX7i・ISO1600・F5・60秒・10コマ合成・2017年10月23日21時30分頃

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2017年11月 8日 (水)

月齢10.3の月

103_20171030 北海道では、雪の季節になったというのに、薩摩半島は、昼間の気温が25度近くになるので、車のエアコンをいれています。夜も、20度以上なので、窓は開けっぱなしています。年末までは、暖房なしでいけそうです。

 夏に比べて、秋の月はとても大きく見えて、くっきりしています。画像は、10月30日の撮影です。シーイングは、5段階の4程度ですが、接眼レンズで眺めると、とても見応えがあります。月は、眼視がいちばんいいのかも知れません。クレーターの様子をゆっくい確かめながら、地表を眺めるのは、とても気分がいいものです。

 中央の大きなクレーターが、コペルニクスクレーターです。海の中でとても目立ちます。その北側に、雨の海と呼ばれている平原があります。その海の北側のいちばん端に、まだ夜が明けていない半円状の虹の入り江という場所があります。双眼鏡で眺めると、ここが、特別に目立ちます。上限を少し過ぎたころの、虹の入り江を囲むユラ山脈の夜明けは、とてもすばらしいのでは、と思います。この虹の入り江は、中国の月探査船が、最初に選んだ着陸地点だったそうです。しかし、何かの理由で、着陸場所が変わったようです。もう数時間待てば、ユラ山脈が朝日に照らされていたのでしょう。

 月面の撮影は、とても難しいんですね。ゆらゆら揺れる大気を通して、月面にピンを合わせなければならないので、とても時間がかかります。カメラマンを40年以上やってきたのですが、天体写真は、まだまだアマチュアです。

データ/ビクセンGP2・セレストロン8インチシュミカセ・キャノンKissX7i・ISO1600・2000分の1s・30コマ合成・トリミング・2017年10月30日20時30分頃


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2017年11月 2日 (木)

M31の季節

M31blog 今日は、10月初旬の気温だったそうです。車のエアコンもやや強めにしました。最高気温が26度を超えていたようです。今夜は、満月の一日前なので、外はとても明るく、山の稜線がきれいに見えます。11月なのに、適当に涼しい庭先でした。

 写真は、カシオペア座です。Wの星座線は有名ですが、本当は、カシオペア座というのは、Wの周りにもいくつかの星があり、星座線もつながっていて、結構広い星座です。

 カシオペアのWとアンドロメダ星雲M31の位置関係を確かめるために撮影しました。50ミリのカメラレンズですが、M31も、写っています。M31は、何となく頼りないですが、3.4等級の明るさだから、結構明るいようです。空の状態が最高に良ければ、肉眼で楕円形のくっきりした雲に見えるんですね。

 このカシオペア座の周辺には、星がたくさん確認できます。秋には、この辺りを天の川が流れているからです。双眼鏡で眺めると、とてもたくさんの星が見えます。天の川は、さらに北東の空に流れて、冬の星座オリオンの東側に達しています。まあ、天の川は、一年中見えるので、季節が変わってもつながっている訳です。

 まだまだ、冷たいビールがおいしい季節です。余談ですが、このところ、サントリーの香るエールを飲んでいます。このビールは、とても高貴なコクがあり、香りがあり、心豊かになります。大げさに言えば、幸せになれるビールですね。サントリーのCMでした……。

データ/ビクセンGP2ガイドパック・キャノン60D(改造)・シグマ50ミリF1.4・ISO1600・f3.5・50秒・ソフトフィルター

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2017年10月26日 (木)

ペガススの大四辺形

Photo ペガススの大四辺形は、秋の大四辺形とも呼ばれていますが、ペガススの方がロマンがあっていいのでは、と思います。ペガススというのは、ラテン語なんでしょうか?ペガサスというときもありますが、こちらが英語読みかも、です。

 それはそれとして、ペガススというのはギリシャ神話に出てくる空飛ぶ馬ですが、胴体から前足と頭だけがある馬なんですね。生まれた時からそうだったようです。まあ、この方が神話的です。日本では、天馬と呼んでいたそうです。ちょうど10月末の今頃、夜10時ごろには、天高く昇り、頭の方は子午線を越えかけています。肉眼で眺めるのには、とてもつらい姿勢になります。

 南を向いて眺めると、ちょうどさかさまの姿に見えます。確かに、胴体らしき四辺形が見え、頭らしき星の並びと二本の前足の星の並びも見えます。ただ、2等級以下の暗い星ばかりなので、星座早見盤を参考にして、低倍率の双眼鏡で星のつながりをたどった方がいいのかも知れません。都会では、2等星の星自体が見えないと思います。薩摩半島の片田舎の暗い夜空でも、20分ほど暗さに目を慣れさせないと、はっきり見えてきません。

 胴体のおしりのところに輝いている星は、結構明るい2等星ですが、これはペガスス座の星ではなく、隣のアンドロメダ座のα星アルフェラッツです。また、馬の頭の鼻先に、前回UPした球状星団M15があります。

 古代の人は、ギリシャ神話の物語を、夜空の星々を星座にして語らせたのですね。だから、星座が今も生き生きとしていて、観ている人に語りかけてくる印象です。これは、とてもスゴイことです。

データ/ビクセンGP2ガイドパック・キャノンKissX7i・シグマ10~20ミリF4・ISO1600・15ミリF6.3・50秒・ソフトフィルター・2017年10月10日22時頃

 

 

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2017年10月20日 (金)

ペガスス座のM15

M15blog 10月の後半に入っても、薩摩半島は、まだ夏が続いているような天気です。近くの森では、いまだにセミが鳴いています。曇り空でも、トンボやクロアゲハがのんびり飛び交っています。今この時刻でも、隣の空き地の雑草の中では、鈴虫やコオロギが鳴いていて、長い夏になりそうな気もします。

 この写真は、10月9日に撮影したものです。この時期になると、ペガスス座が、天頂付近にのぼります。秋の大四辺形と呼ばれる4つの星が、ペガススの胴体です。そのペガススの頭部の先にあるのが、この球状星団M15です。双眼鏡を使っても、ぼんやりした星に見えるだけで、迫力はありません。

 望遠鏡を使って撮影すると、こんな感じになります。口径の小さい望遠鏡なので、これ以上星を分離できません。それでも、中心付近は、光が飽和状態なので、密度が異常に高いということがわかります。星の数が何十万個か何百万個か、わかりませんが、これだけ密集しているので、中心部にはブラックホールがあるのでは、と言われています。

 球状星団を眺めたり、撮影したりするのは、とても気持ちがいいんですね。それは、ひとつひとつの星が太陽で、そのひとつの太陽の惑星に住んでいるとしたら、どんな風景で、どんな夜空だろうか、と想像してしまうからです。いつまでも、好奇心を異常に刺激し続けてくれます。

 また、もう少し大きな口径で眺めてみます。課題が増え続けているのが、少しだけ気になります。という訳で、我が家はビールの時間です……22時30分ですから。

データ/ビクセンSX2・ES102ED・笠井0.8倍レデュサー・キャノンKissX7i・ISO1600・60秒・トリミング・2017年10月9日22時頃

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